書籍では教えてくれないシリーズ

【上級】本当に教えたくない。Gmail広告用バナー作成術

連載記事「書籍では教えてくれない運用型広告」

はじめに 魅力的なクリエイティブとは

広告文のバリエーションを複数用意して検証することはとても重要です。
ではGmail広告でも十分なパターンの検証を行えているのでしょうか?

Gmail広告を色々と見ていると最近の主流はレスポンシブディスプレイ広告のようです。
レスポンシブディスプレイ広告はアセットと呼ばれる広告素材をアップロードして広告を生成します。
機械学習モデルをもとに最適な組み合わせで広告を生成する便利な広告プロダクトです。

しかし、それは本当に魅力的なクリエイティブなのでしょうか?

レスポンシブディスプレイ広告の登場による恩恵は非常に大きいです。
しかし必ずしもそれが最適解であるとは限りません。
むしろ表現の自由度が高いシングルイメージ広告にもチャレンジすべきだと考えています。

今回は、高度なバナー制作スキルがない運用者でも簡単にシングルイメージ広告を制作できる、
「本当に教えたくない。Gmail広告用バナー作成術」をご紹介します。

おさらい 開封前と開封後のポイント

はじめに、Gmail広告はユーザーからどう見えるのか?作成時にどのような点に注意すべきなのか?
これらの点を確認してみましょう。

Gmail広告は、ユーザーの受信ボックスの上部にメールのような形で配置されています。
開封前は、折りたたまれた状態で表示されます(左側)
開封後は、通常のメールと同様に展開され詳細が見られます(右側)

①開封前のポイント

ターゲットユーザーに興味を持ってもらい、メールを開封してもらう必要があります。そのため、
件名や説明文に、何のサービスか?どんなメリットがあるか?の2点を盛り込みましょう。

ただクリックされれば良い訳ではありません。
どのようなサービスの広告なのか適切にテキストで伝えましょう。
誤認されやすい広告はユーザーに不快感を与えてしまいます。あまり健全とは言えません。
そして広告作成時に、広告プレビュー機能を使い見栄えをチェックしましょう。
PCと違い、スマートフォンで表示される際には、説明文が頭から18文字前後で見切れてしまうことが多いです。

②開封後のポイント

広告開封後はエキスパンドされて画面いっぱいに広告表示領域が広がります。
開封後のクリエイティブに関しては
「画像を変えてみる」「新しい訴求を試してみる」「広告形式を変えてみる」etc
仮説に基づくABテストや多変量テストを行うことで仮説検証を重ねるのが基本となります。

レスポンシブ ディスプレイ広告であれば、機械学習モデルにより最適なアセットの組み合わせを生成してくれます。
ではレスポンシブディスプレイ広告だけ作っていれば良いのか?

いえ、そんなことはありません。
クリエイティブは成果を最大化する上で欠かせない重要な要素です。
きちんと仮説を持って、ユーザーに魅力を伝えるためのデザインを追求することは大切です。
そのために活用をオススメしたいものが「シングルイメージ広告」です。

本題 成果を最大化するGmail広告用バナー作成術

シングルイメージ広告は小さなLPのような存在

シングルメージ広告は、表示領域が広くデザインの自由度が非常に高いため、商品/サービスの魅力をより引き出すことが可能です。
最大サイズ【650x1000】で作成されたシングルイメージ広告は、ミニLPのような存在です。
しっかりと作り込んだシングルイメージ広告を何パターンか作成して検証を繰り返しましょう。
仮説検証をコツコツ繰り返しているうちに、成果に繋がりやすいデザインが見えてくるはずです。

画像:レスポンシブディスプレイ広告とシングルイメージ広告

LPさえあれば誰でも簡単にシングルイメージ広告を作成できる

一般的なランディングページはおおよそ以下のようなパターンで構成されています。
画像引用:liskul 基本を押さえたランディングページのテンプレート

LPをベースに簡易的に作成したGmail広告用バナーの事例をご紹介します。
左側がスマートフォン用LPを一部抜粋したもので、右側が完成した簡易Gmail広告用バナーです。
メインビジュアル、アクション導線ボタン、LPを構成する要素はいくつもあります。(左図)
要素を分解してパズルのように組み合わせてGmail広告用バナーにリメイクしてみました。(右図)
※解説の便宜上、多少画像を加工しております。

なぜこんなに簡単に作れてしまうのでしょうか?

少し前に主流だったiPhone8/7/6は横縦【750x1334】ピクセルです。
そのため、スマートフォン用LPとGmail広告用バナーは、そのアスペクト比(横縦比率)が酷似します。

また、Gmail広告用バナーのサイズは、横幅と縦幅の自由度が高いことも特徴です。
関連記事:【保存版】広告バナーサイズ一覧表【ディスプレイ広告/SNS広告】

「メインビジュアルを切り取って縮めるだけでGmail広告用バナーが出来上がる」
なんてことも決して珍しくはありません。

もちろん、可能であればデザイナーに制作を依頼すべきでしょう。

その場合は、大雑把で良いので要素を並べて配置した仮デザインを自分で用意すると良いでしょう。
Gmail広告がどういったものか、イメージできる簡易資料を用意するとスムーズに制作が進むはずです。

最後に 迷ったらLP一致バナー。その理由とは

過去LPに訪問済みのユーザーは、もしかしたらLP一致バナーをみて
「この広告デザイン、前にどこかで見たことがあるな。気になってた商品かもしれない」
と興味を持ち、再来訪してくれるかもしれません。

もちろん必ずしも正解ということはありません。
しかし、【Gmail広告】x【リマーケティング】は、一度試す価値のある施策だと思います。
その際は、ぜひユーザーの目線に立って「本当に魅力的なクリエイティブとは何か?」
しっかりと意識してチャレンジしてみましょう。

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