この連載記事の読者層は
運用型広告に今まさに取り組み始めた新人1年目の広告運用者を想定しています。
ですが、2年目以上の運用担当者の方々でも、確認の意味で是非とも読んで頂きたいと思います。
運用型広告の理解が深まる手助けになれたら幸いです。
■Vol.0 はじめに
■vol.1 運用型広告の本質
■Vol.2 広告ターゲティング
■Vol.3 広告媒体
■Vol.4 広告形式
■Vol.5 戦略(今後公開予定)
広告媒体が保有する広告枠は異なる
広告主様のマーケティングの目的を達成するために基本的には
より多くの広告枠を活用し、ウェブ広告全体で成果を最適化するべきでしょう。
今回テーマとなるのは広告枠【Where】どこで です。
例えばTwitterアプリ内の広告枠はTwitter広告
Google検索結果の広告枠はGoogleAdWordsというように
広告媒体によって配信可能な広告枠(掲載場所)が限られています。
広告運用担当者が
「GoogleAdWordsは扱えるのに、Twitter広告の使い方が分からない。」
といった媒体の知識不足している場合は、広告媒体が障壁となることで
「顧客との接点が限られてしまい、機会損失が発生している」と考えるべきです。
ただ単になんでも手を付ければ良いと推奨している訳ではありません。
成果を最大化させるためには十分に広くリーチを確保した上で、
適切にアドテクノロジーを使いこなすことがより重要だというわけです。
全てを紹介することは難しいため
今回は運用型広告の基本と言われる2大広告媒体GoogleとYahoo!
そしてSNS広告の中でも特に利用者数が多いTwitter
これら3つの広告媒体が持つ広告枠【Where】と各広告媒体の特徴を分かりやすくご紹介します。
GoogleAdWords
・広告枠の概要
検索連動型広告と呼ばれるGoogle検索エンジンの検索結果に表示される広告枠が代表的です。
その他にもGoogleディスプレイネットワーク(GDN)として200万を超えるウェブサイト、アプリ、動画の広告枠を保有します。
これらはGoogle AdSense、DoubleClick Ad Exchangeで提供される広告枠です。
世界中のインターネットユーザーの90% 以上にアプローチ可能です。
・広告枠を持つGoogleサービス一例
【Google検索】 https://www.google.co.jp
【Gmail】 https://mail.google.com
【YouTube】 https://www.youtube.com
【GooglePlay】 https://play.google.com
【googleショッピング】 https://www.google.co.jp/shopping
・広告枠を持つウェブサイト一例
参考までにGoogleが広告枠を持つウェブサイトの一例です。
弊社の過去実績を参考に広告在庫が豊富なウェブサイトを中心にご紹介します。
※2018年1月時点現在の配信先になります。
【Ameba】https://ameblo.jp
【goo】https://www.goo.ne.jp
【価格.com】http://kakaku.com
【HatenaBlog】http://hatenablog.com
【livedoor】http://www.livedoor.com
【weblio辞書】https://www.weblio.jp
【朝日新聞】https://www.asahi.com
【食べログ】https://tabelog.com
【教えて!goo】https://oshiete.goo.ne.jp
【産経ニュース】http://www.sankei.com
【クックパッド】https://cookpad.com
【tenki.jp】https://tenki.jp
【@nifty】 https://www.nifty.com
【So-net】 https://www.so-net.ne.jp
【エキサイト】 https://www.excite.co.jp
【YOMIURI ONLINE】 http://www.yomiuri.co.jp
【togetter】 https://togetter.com
【毎日新聞】 https://mainichi.jp
【東洋経済ONLINE】 http://toyokeizai.net
【みんカラ】 http://minkara.carview.co.jp
【All About】 https://allabout.co.jp
【スポニチ】 http://www.sponichi.co.jp
【DIAMONDonline】 http://diamond.jp
【デイリー】 https://www.daily.co.jp
【ORICON NEWS】 https://www.oricon.co.jp
【ジョルダン】 http://jorudan.co.jp
【スポーツ報知】 http://www.hochi.co.jp
【JIJI.com】 https://www.jiji.com
【OKWAVE】 https://okwave.jp
【AFP BB NEWS】 http://www.afpbb.com
特徴1.圧倒的な広告リーチ
検索エンジンを利用している時、タブレットで動画を楽しんでいる時、GoogleMapsで場所を検索している時
実に様々なシーンでアプローチを可能にします。
運用型広告をスタートする際は、まず最初に検討すべきスタンダードな広告媒体と言えるでしょう。
特徴2.10億人以上が利用するYouTubeに広告枠を持つ
Googleが掲載枠として保有するYouTubeは全インターネット人口の1/3、10億人以上に利用されています。
また、男性の40%、女性の30%以上が1日1時間以上が視聴している動画サービスです。
毎年、前年比50%以上動画再生時間が増加しており今後も再生時間の伸びが予想されます。
動画広告枠の在庫がとても豊富な広告枠と言えるでしょう。
特徴3.スマートフォンの検索広告在庫が豊富
国内で主流のスマートフォンであるiPhoneは、デフォルトブラウザの検索エンジンがGoogleであることから
スマートフォンにおける検索エンジン枠の表示機会が多い点が特徴的です。
PCの検索エンジン利用者は、Googleは男性、Yahoo!は女性、の傾向が強いと言われていましたが、
スマートフォンの検索が主流になった昨今では男女共にGoogle検索の比率が高い傾向にあります。
Yahoo!プロモーション広告
広告枠の概要
検索連動型広告と呼ばれるYahoo!検索エンジンの検索結果に表示される広告枠が代表的です。
その他にもYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)として
Yahoo! JAPAN、そして提携パートナーサイトに広告枠を保有します。
YDNの主要な掲載先サイトは以下の通りです。
広告枠を持つYahoo!サービス一例
【ヤフオク!】 https://auctions.yahoo.co.jp
【Yahoo!地図】 https://map.yahoo.co.jp
【Yahoo!天気】 https://weather.yahoo.co.jp/weather
【Yahoo!ニュース】 https://news.yahoo.co.jp
【Yahoo!路線情報】 https://transit.yahoo.co.jp
【Yahoo!BEAUTY】 https://beauty.yahoo.co.jp
【Yahoo!ファイナンス】 https://finance.yahoo.co.jp
【Yahoo!ショッピング】 https://shopping.yahoo.co.jp
広告枠を持つウェブサイト一例
参考までにYDNが広告枠を持つウェブサイトの一例です。
弊社の過去実績を参考に広告在庫が豊富なウェブサイトを中心にご紹介します。
※2018年1月時点現在の配信先になります。
【Ameba】https://ameblo.jp
【NAVERまとめ】https://matome.naver.jp
【weblio辞書】https://www.weblio.jp
【朝日新聞】https://www.asahi.com
【食べログ】https://tabelog.com
【教えて!goo】https://oshiete.goo.ne.jp
【クックパッド】https://cookpad.com
【tenki.jp】https://tenki.jp
【@nifty】 https://www.nifty.com
【So-net】 https://www.so-net.ne.jp
【エキサイト】 https://www.excite.co.jp
【毎日新聞】 https://mainichi.jp
【東洋経済ONLINE】 http://toyokeizai.net
【みんカラ】 http://minkara.carview.co.jp
【All About】 https://allabout.co.jp
【スポニチ】 http://www.sponichi.co.jp
【デイリー】 https://www.daily.co.jp
【ORICON NEWS】 https://www.oricon.co.jp
【dmenu】 http://smt.docomo.ne.jp
【AFP BB NEWS】 http://www.afpbb.com
【cnet japan】 https://japan.cnet.com
【carview】 https://carview.yahoo.co.jp
【gooいまトピランキング】 https://ima.goo.ne.jp
【mantanweb 】 https://mantan-web.jp
【プリ画像】 https://prcm.jp
【inter-edu.】 https://www.inter-edu.com
【INTERNETCOM】 https://internetcom.jp
【ラルーン】 http://sp.lalu.jp
特徴1.日本国内のサービス利用者数は最多
日本におけるパソコンからの利用者が最多のサービスはYahoo!という調査結果が発表されています。
Yahoo!サービス内の広告枠に配信を行うことで、大きく配信機会を伸ばす事が可能でしょう。
引用:~ニールセン2016年 日本のインターネットサービス利用者数ランキングを発表~
http://www.netratings.co.jp/news_release/2016/12/Newsrelease20161220.html
特徴2.インフィード広告が利用可能
スマートフォン版Yahoo!JAPANのタイムライン型のページにて、広告配信面に溶け込むような形で配信する広告です。
記事風のランディングページと相性が良く、潜在的な顧客に対して効果的にアプローチできます。
Twitter広告
広告枠の概要
Twitterは国内月間アクティブユーザー数4,500万人、月間アクティブ率70%と徐々に利用者数が増えているSNSです。
※2017年10月時点の数値です。
日本国内での存在感が年々高まっており、広告在庫も拡大傾向にある注目の広告媒体です。
広告在庫の豊富さから、ダイレクトレスポンスを目的とした広告配信にも強みを持つ広告媒体です。
特徴1.情報の拡散性が高い
Twitter広告のフォロー機能、リツイート機能によって、広告費をかけずに認知が拡大させることが出来ます。
この拡散性を利用して、フォロー&リツイートした人を対象としたプレゼントキャンペーンも実施可能です。
特徴2.人ターゲティングの精度が高い
Twitter広告の人ターゲティングは
ユーザーが設定したTwitterアカウントの個人情報「誕生日」「場所」やフォローアカウントを活用しています。
よって他の広告媒体と比べて、人ターゲティングの精度が比較的高いという傾向があります。
Twitter広告で代表的な人ターゲティングの広告機能を2つを見てみましょう。
・ハンドルターゲティング
→指定したTwitterアカウントのフォロワーに似た興味関心を持つユーザーをターゲティング
・キーワードターゲティング
→ユーザーがツイートをした語句を元に、またはそのツイートに反応したユーザーをターゲティング
※ユーザーのツイート内容を元にしているため、工夫次第ではユーザーの興味関心を的確に捉えたターゲティングが実現可能です。
まとめ
マーケティングの目的を達成するためには、広告媒体の壁を突破して
多くのタッチポイントでユーザーとコミュニケーションする必要があります。
特に今回紹介した広告媒体は豊富な広告在庫を抱えています。
しかしこれだけでは十分とは言えません。
Facebook、Instagram、LINEなど利用者数が多いサービスの広告枠と特徴をしっかりと押さえて活用し、マーケティングの目的達成に向けた広告運用を実現しましょう。