はじめに
SimilarWebで競合キーワードを洗い出す方法をご紹介した後、
広告運用の中でもコンバージョンに繋がる可能性が高い6つの広告配信手法をまとめてご紹介します。
※SimilarWeb PRO(有料版)での記事内容になります。
競合キーワードの探し方
ビジネスの目標に合わせて、どこまでを競合と見なすかは熟考する必要があります。
・ブランディングが目的の場合 KeywordAnalysisが便利
ブランディングが目的であれば広くユニークユーザーにリーチさせることが大切です。
運用データを元に出来る限り多くの競合を収集しましょう。
キーワード検索結果では、競合のドメインが一覧で確認することが出来ます。
・コンバージョン単価(CPA)重視の場合 Paid Competitorsで絞り込み
KeywordAnalysisの中でも、Paid Competitors (有料広告)での競合に絞りましょう。
競合性が高いものをピックアップしたりすることで、CPAが高騰するリスクを軽減します。
※また、漏れなく競合を洗い出したい場合は、下記記事も参考に。
【新機能】ジャンルごとに横断的な分析を!キーワードグループ機能のご紹介
過去にコンバージョンしたキーワードグループの競合、クリック数が多いキーワードグループの競合、など色々な方法で競合を洗い出す事が可能です。
成果に繋げる6の広告配信手法
競合キーワードをそのまま流用できる広告配信手法をまとめています。
競合ドメインをピックアップしたら、早速ターゲティングに活用しましょう。
それぞれの特徴をまとめました。
・検索広告 競合キーワード
登録した競合キーワードでユーザーがGoogle/Yahoo!検索した際に広告を配信します。
最も一般的な手法でしょう。
競合との差別化ポイントを全面に押し出すように意識して広告文を練りましょう。
・YDN サーチターゲティング
Yahoo!にてユーザーが過去に検索したキーワードを利用してターゲティングします。
競合キーワードで過去にYahoo!検索したユーザーに対して、YDN上で広告を配信します。
登録可能なキーワードが限られているため注意が必要です。
もし競合キーワードが登録可能な場合は、一度は検討すべきターゲティング手法です。
・GDN Gmail広告
Gmail広告で競合キーワードの登録すると、競合からメルマガを受信しているGmailユーザーに広告を配信します。
SimilarWebで抽出した競合名だけではなく、競合ドメインをキーワードとして登録してみましょう。
詳しくは下記記事を参照。
【上級】本当に教えたくない。Gmail広告で劇的に成果を向上させる方法
・GDN カスタムアフィニティ
関連性の高いキーワードや URL を入力して、アプローチするユーザーを定義します。
競合キーワードを登録した場合、競合コンテンツを閲覧する傾向があるユーザーに広告を配信します。
・GDN コンテンツターゲット(旧DSK)
キーワードに関係がある内容のコンテンツ(サイト)のみに広告を配信します。
競合の商品やサービスに関連するコンテンツに広告が配信することでコンバージョンを狙います。
詳しくは下記記事を参照。
【上級】驚くほどCPAが改善する!GoogleAdWordsのコンテンツターゲットと応用術
・Twitter広告 ハンドルターゲティング
選択したアカウントのフォロワーとその類似ユーザーで絞り込む仕組みです。
SimilarWebで抽出した競合アカウントのフォロワーに広告を配信します。
競合調査は定期的に
特にリスティング広告の新規参入は容易であり競合状況は日々変化します。
競合キーワードの洗い出しは一度実施したら終わりではありません。
SimilarWebで定期的に競合状況をチェックしながら、
広告運用の実務にスムーズに落とし込んでいきましょう。
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